電気通信大学 人工知能研究センター シンポジウム

心をふるわせ、社会うごかすエージェントデザイン

エージェントが集団におけるジレンマ状況を改善するという研究で昨年,論文がNature誌に掲載されたイエール大学の白土寛和先生をお招きして、9月3日午後に東京の調布市の電気通信大学において,エージェント技術が社会に与える影響についてをテーマにしたシンポジウムが下記のように開かれます.奮ってご参加いただけましたら幸いです.
[参考]:Locally noisy autonomous agents improve global human coordination in network experiments.

概要

  • 開催日:2018年9月3日 13:00~16:30
  • 開催地:〒183-0026 東京都調布市小島町1-1-1
        UECアライアンスセンター1階 100周年記念ホール
  • 参加費:無料 交流会参加の方は3,000円

プログラム

12:30-

受付開始

13:00-13:10

オープニング

13:10-14:10

白土寛和
(Yale大学)

「社会的ジレンマと知的エージェントによる解決法」 人々が集団行動を行う際、個人では最適な行動をとっているつもりでも、集団全体においてその行動が最適でないことがある。本講演では、人工知能エージェントが社会的ネットワークに加わることでどのように個人や集団の行動に影響を与え、社会的ジレンマを解決に導くことができるか調べた社会学実験を紹介する。

14:20-15:20

高橋英之
(大阪大学)

みんな昔はこどもだった -エージェントに感じる心とそれが引き起こす社会行動変容-」 エージェントが持っている特異的な価値とは何なのであろうか?本講演ではまず人間がエージェントに心を感じるメカニズムについて、演者がこれまでおこなってきた認知科学的検討にもとづき概説する。その上で、“自己開示”というトピックに注目して、エージェント特異的な社会的効用について議論をしたい。

15:30-16:30

高野雅典
(サイバーエージェント)

「仮想空間における自己開示とオンラインソーシャルサポート:アバターチャットサービスにおけるいじめ経験の告白と相談」 共感,愛情,尊敬を与えるソーシャルサポートは受け手の精神的健康を高める。本研究ではオンラインでのソーシャルサポートを促進する要素について知るために、アバターチャットサービスにおける「いじめに悩んでいるユーザに対するサポート会話」を分析した。その結果、匿名性・閉じた空間・友人との会話・アバターのジェスチャーや絵文字の利用が重要であることが示唆された。

16:30-16:40

クロージング

17:30-19:30

交流会
参加申し込み:https://goo.gl/forms/dYUEH4YM4d3W928j2 (交流会参加の方は8/27までにお申し込みをお願い致します。)

講演に関するお問い合わせは contact@apple.ee.uec.ac.jp までお願い致します。

協賛

  • 文部科学省 科学研究補助金 新学術領域研究「認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用」
  • JST CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」